ニューイヤー駅伝

群馬県庁をスタート、ゴールとする100kmの戦いが行われた。
優勝候補として、コニカミノルタ中国電力日清食品の3チームが挙げられていた。
1区ではM.マサシが快走を見せ、スズキがトップに立った。3位までが外国人だった。
2区はエース区間で外国人なしの戦いだった。
油谷繁中国電力)と徳本一善日清食品)が有力とされていたが、東海大出身の秋葉啓太(小森コーポレーション)が区間賞の走りを見せ、小森コーポレーションが初めてトップに立った。
3区は外国人が区間1位から4位まで占める展開となり、G.ゲディオンが快走を見せた日清食品がトップに躍り出た。
期待された松宮祐行(コニカミノルタ)は区間27位と振るわず、コニカミノルタは大きく出遅れてしまった。
4区はホンダの秋山羊一郎が区間賞を獲得した。
5区では早大出身の佐藤敦之中国電力)が快走を見せ、7位から一気にトップに躍り出た。
トップでタスキをもらった大島健太(日清食品)は区間22位と振るわず順位を落とし、4区で区間賞を獲得したホンダは山口洋司が腹痛を起こし区間最下位で大きく順位を落としてしまった。
しかし山口は気合で走りきり、無事タスキを渡したのでホッとした。
6区では引き続き中国電力の尾崎輝人が区間賞を獲得した。
7区は2位以降が接戦となったが、大塚製薬の井川重史が区間賞を獲得した。
中国電力のアンカー、山梨学院大出身の尾方剛はそのまま逃げ切り、中国電力が3年ぶりの優勝に輝いた。
宗茂氏、宗猛氏、谷口浩美氏を産み出した旭化成は2位に入り、古豪復活を成し遂げた。
コニカミノルタは1区、3区で松宮兄弟が振るわず、4位で終わった。
日産自動車は80年代から90年代前半は上位にいたチームだったが、一度低迷していた。
しかし今回は8位に入賞したため、来年以降の上位進出が期待できそうだ。