高校野球

勝戦広陵(広島)vs佐賀北(佐賀)が行われた。
広陵は2回に2点を先制し、7回にも2点を追加、佐賀北のエース久保は甲子園初失点となった。
広陵のエース野村に抑えられてきた佐賀北だったが、8回裏、押し出しで1点を返すと、副島の満塁HRで5−4と逆転した。
9回の広陵は積極的な走塁を見せたが、一歩及ばず、5−4で佐賀北が初優勝した。
広陵といえば金本知憲外野手(阪神)や二岡智宏内野手(巨人)の出身校で名門、一方の佐賀北は2回目の甲子園出場で今年初めて甲子園で勝利した高校というカラーの違うチームの対戦だった。
佐賀北は甲子園で戦っていくうちに力をつけて、勢いがついたのだろう。
94年の夏、佐賀商は開幕ゲームで勝ち、そのまま勢いづいて優勝候補を次々破って頂点に立った。
何だかそのときと雰囲気が似ていると感じた。
神奈川県勢が初戦で敗れてしまったので私的に盛り上がらないかな、と思ったが、印象に残る選手が多くて楽しかった。
今後、いろんな方面で再び今年の甲子園を盛り上げた選手たちが見られることを楽しみにしたい。