ニューイヤー駅伝

毎年恒例のニューイヤー駅伝中国電力2連覇か!コニカミノルタV奪回か!日清食品悲願達成か!注目された。
1区ではSUBARUのギルマ・アセファが区間賞を取り、トップで通過した。
日清食品は板山学が大きく出遅れてしまい、29位となった。
2区はエース区間トヨタ自動車九州の三津谷祐が24人抜きを演じたが、後半は失速し、コニカミノルタ松宮隆行区間賞を獲得、2位以降に大きな差をつけ、コニカミノルタが首位に立った。
期待された日清食品のエース、徳本一善は足のけいれんがあり思った走りができず、旭化成佐藤智之カネボウの瀬戸智弘も本来のペースで走れず、大幅に順位を下げてしまった。
3区はケニア勢がそろう区間日清食品のゲディオンが区間賞を獲得した。
4区は中国電力のベテラン、梅木蔵雄が区間賞を獲得した。
5区はトップのコニカミノルタは坪田智夫、2位のトヨタ自動車九州が昨年まで順天堂大の山登りで沸かせた今井正人、3位の中国電力ニューイヤー駅伝でおなじみの佐藤敦之の争いとなった。
佐藤敦之区間賞を獲得し、区間2位の坪田智夫に対し1分近く差を詰めたが、トップに立つことはできなかった。
今井正人区間5位に終わったが、ルーキーでトップクラスの選手と戦う力はさすがだ。
6区はつなぎの区間であるが、コニカミノルタの池永和樹が区間賞を獲得し、2位以下に大きな差をつけた。
7区はHondaの藤原正和区間賞を獲得したが、結局コニカミノルタが逃げ切り、2年ぶり6度目の優勝を決めた。
昨年覇者の中国電力は2位、1区2区で出遅れてしまった日清食品は6位だった。
日産自動車は3区終了時には5位につけたが、後半失速し、13位に終わった。
2区でエース級の選手がうまく活躍できたか、ブレーキを起こしてしまったかで明暗が分かれたような気がする。