新日本石油vs王子製紙（東京ドーム）

都市対抗決勝、新日本石油vs王子製紙は清見と蓬莱の先発で始まった。
初回、ＥＮＥＯＳは不安定な蓬莱を攻め、無死満塁から池辺のタイムリー、柳田のタイムリー、宮澤の押し出し死球で３点を先制した。
蓬莱は１アウトも取れず降板し、小町がマウンドに上がった。
２回裏、鈴木賢一の２ベースでピンチを迎えると、荒木の内野ゴロの間に１点を失った。
清見は６回２アウトまで１失点で降板し、その後は廣瀬が登板した。
７回表、ＥＮＥＯＳは２死３塁とすると、王子の投手は奥村にスイッチ。
打者平馬のとき、ワイルドピッチで１点を追加した。
８回裏からＥＮＥＯＳは剛速球右腕、田澤が登板。
２イニングをゼロに抑え、４−１で勝ち、１３年ぶりの優勝を手にした。
ヒーローインタビューは監督の大久保秀昭氏、橋戸賞を受賞した田澤純一投手が登場した。
第１代表の三菱ふそう、第２代表の日産が初戦で姿を消してしまったが、ＥＮＥＯＳは第３代表としての出場にもかかわらず、投手陣が踏ん張り、勝ち進んでいった。
７月に亡くなったＥＮＥＯＳのＯＢで横浜打撃投手の石田文樹氏のためにも優勝できてよかったと思う。
田澤はメジャー志望らしいが、日本でもっとピッチングを見たいなあ・・