ヤクルトvs横浜（神宮球場）

ヤクルトと横浜の今季最終戦、高市と吉川、ともに大学時代に騒がれて自由枠入団した投手同士の先発だった。
２回、満塁のピンチを迎えると川本の併殺打の間に１点、さらには福地のタイムリーで計２点を失った。
吉川は４回途中で降板、高宮は１アウトとったのみで降板、５回から秦が登板したが飯原にソロＨＲを浴び、３−０とされた。
ヤクルトは６回、打者１人だけに対してだが、今シーズン限りで引退する河端が登板した。
７回表、藤田と吉村がヒットで出塁すると、村田が第４６号３ランＨＲを放ち、３−３の同点とした。
６回からは阿斗里が登板、７回裏２アウトから今シーズン限りで引退する度会が登場、レフトフライに終わった。
８回から牛田が登板、今シーズン限りで引退する真中が登場し真中は三振に終わったが、同じく今シーズン限りで引退する小野が代打で登場し、ソロＨＲを浴びた。
９回は林昌勇に抑えられ、４−３で敗れ、最終戦を飾ることができなかった。
しかし、一発を放った村田は並んでいたラミレスを突き放し、単独でホームラン王を獲得した。
内川は首位打者、最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得した。
今シーズンは投手陣崩壊で大きく負け越したが、野手陣は希望の光が見えてきた。
村田は初めて３割を超したし、内川は初めて規定打席に達したし、藤田や石川は確実に力をつけてきている。
何名か去ってしまう選手がいるのは残念だが、決まってしまったことは仕方がない。
タクローやタカノリにはまた別の場所でがんばってくれれば、と思う。
１年間、選手のみなさん、首脳陣のみなさん、球場でご一緒したファンの皆さん、おつかれさまでした！！