H大vsM大(神宮球場)

東京六大学、優勝をかけた戦いだった。
先発はH大が三上、M大は難波だった。
3回裏、H大は亀谷のソロHRと松本雅俊のタイムリー、さらには石川の内野ゴロの間に3点を先制した。
しかしM大は4回に代打小町がタイムリーを放ち1点を返すと5回には謝敷のタイムリー2ベースと荒木郁也のタイムリーで同点に追いついた。
6回にM大は山内慎之介のスクイズで1点勝ち越した。
M大は2番手で登板したセンバツ準優勝投手、森田貴之が好投していたが8回、H大は1,2塁のチャンスをつかむと代打喜多のショートゴロがエラーを誘い同点に追いついた。
さらに満塁のチャンスをつかんだが、M大は夏の甲子園準優勝投手、野村が登板、H大の2番打者、和泉はサードライナーダブルプレーに終わった。
4−4の同点のまま9回に入ると、H大は先頭打者の今井がライトへソロHRを放ち、5−4で劇的なサヨナラ勝ち、H大が43回目の優勝を決めた。
両チームとも負けられないという気持ちが強く出ていたように見えた。
最後まで目の離せない接戦だった。