日本ハムと3対3トレード

日本ハム稲田直人内野手坂元弥太郎投手、松山傑投手⇔横浜・加藤武治投手、松家卓弘投手、関口雄大外野手
3対3トレードというと、2000年オフのオリックス(進藤⇔小川など)、2002年オフの西武(前田⇔デニーなど)を思い出す。
今回、横浜は思い切ったことするなあ、と思った。
やってくる選手のイメージ。
稲田は長打力はないが、守備がよく、しぶとい打撃で打率を残せる選手である。
また、ムードメーカーとなって、ベンチを盛り上げることができる選手でもある。
坂元はヤクルト時代にエース候補と期待された時期もあったが、低迷し、昨年は一軍で中継ぎとして活躍した。
今季はいい成績を残せなかったが、潜在能力が高いので、復活できるかもしれない。
松山はファームでもほとんど実績のない選手であるが、地元横浜商大高出身ということで獲得したのだろう。
これからいかに力をつけられるかがカギとなる。
去っていく選手のイメージ。
加藤武治は2006年にホールド王を獲得したが、その後は中継ぎで結果を残せなかった。
2008年の坂元のように、移籍後に中継ぎで復調できるかどうかに期待した。
松家はファームで十分実績があり、今季から一軍でも登板するようになった。
これからというときにトレードに出されてしまい、残念であるが、新天地でも引き続き頑張ってほしい。
また、松家は幹部候補ではなく、あくまでも選手として日本ハム球団には見てほしいと思う。
関口は育成枠から支配下登録された選手である。
まだ実績はないが、常に全力でプレーをする選手なので、今後、成長する可能性は十分にあると思う。
去っていく国立大出身トリオは人間性もよく、ファンからも愛されていた。
3名が北の大地で思いっきり活躍してくれることを祈りたい。
そして、やってくる3名には早く横浜の雰囲気に慣れて、バリバリ活躍してほしい。
そして横浜と札幌で日本シリーズでトレードの3名同士が対戦する姿を見てみたいと思う。