箱根駅伝往路

東海大が1区で佐藤悠基がスタート直後から飛び出し、2位に4分差をつけてトップ通過した。
2区はエース区間であるが、トップでタスキをもらった伊達秀晃区間2位の快走を見せ、2位に4分差をつけたままトップ通過した。
前半は山梨学院大モグスがいいペースでごぼう抜きを演じたが、最後に力尽き、2人に抜かれた。
早大竹澤健介区間賞を獲得した。
3区では東海大の藤原昌隆が結果を残せず、2位以降との差を2分詰められた。
中大の上野裕一郎区間賞を獲得した。
4区では中大の小林賢輔がブレーキとなり、後退した。
順大の佐藤秀和区間賞を獲得し、トップ東海大との差を4分とした。
5区では山登りのスペシャリスト、順大の今井正人が登場した。
日体大北村聡が途中までついていったが、9キロ過ぎで置いていかれた。
16キロ過ぎに今井正人東海大の石田和也をとらえ、トップに立ち、2位に約2分差をつける快走を見せた。
今井正人は3年連続で5区の区間記録を更新するという見事な記録を打ち立てた。
一昨年の覇者、駒大は7位、昨年の覇者、亜大は13位と苦しんだ。
神奈川県勢を考えると、東海大は2位と健闘したが、2度の優勝経験がある神大は17位と大きく出遅れてしまった。