箱根駅伝復路

6区は順大が最初に出発し、次いで東海大日体大、日大とスタートした。
東海大日体大、日大がそれぞれ順大との差を詰めた。
区間賞は日大の末吉翔が獲得した。
7区は6区に続いて日大、日体大の激しい3位争いが繰り広げられた。
1区で区間賞を取ったことのある日体大の鷲見知彦が区間賞を取った。
8区は昨年、順大が逆転を許した区間だったが、今年は1位をキープした。
東洋大の北島寿典が区間賞を獲得し、7位から5位に押し上げた。
復路のエース区間、9区では4年連続で9区を走る順大の長門俊介が区間賞を獲得、2位以降との差を大きく広げた。
ここらへんから7位から11位の駒大、亜大、専大、中大、城西大のシード権争いが激しくなった。
神奈川大、関東学連選抜は鶴見中継所でトップから20分以上の差となり、無情にも繰り上げスタートとなってしまった。
10区も順大が松瀬元太の区間新となる走りが光り、順大が6年ぶりの総合優勝に輝いた。
日大が2位に入り、東海大はゴール直前で逆転を許してしまい、総合3位に終わった。
昨年覇者の亜大は10位に入り、何とかシード権を確保、城西大は11位に終わり、またもシード権を逃した。
順大は強い選手が多く、往路でも復路でも選手層が厚かったので優勝できたのだろう。
序盤、好スタートを切った東海大は1区、2区で学生を代表するような選手が揃っていたが、その他の選手が弱かった・・
ただ、1区の佐藤は2年生、2区の伊達は3年生なので、来年こそは悲願の初優勝を期待できそうだ。
6位に早大が入ったが、久しぶりのシード権獲得となった。名門復活の予感だ。
2度の優勝経験がある神大は17位に終わってしまったが、また有力な選手が入ってきてチームの底上げがあれば、チャンスはあると思う。
ここ数年は大学間のチーム力の差が小さくなっているので、見ていて楽しくなってきた。