パ・リーグ全日程終了

パ・リーグは今日、楽天vsソフトバンクが行われ、全日程が終了した。
1〜4位、5〜6位と大きく2つに分かれた。
1位の日本ハムだが、守護神のマイケルがトレードで抜けたが、今季から守護神となった武田久が素晴らしい活躍をした。
打線でも3割打者が4名もいて、打てるチームへと変化した。
8月下旬、エースのダルビッシュが離脱したり、新型インフルの影響で何名かの選手が離脱して苦労したが、最後は力強さを見せつけて頂点に立った。
全員野球が実った形となった。
2位は楽天。正直、ここまで上位に食い込むとは予想していなかった。
先発投手は岩隈、田中の2人がエース格であるが、永井が成長して3本柱となった。
打線でも鉄平が首位打者になったり、草野が3割打ったりと、勝てるチームへと変化した。
3位はソフトバンク。昨年はまさかの最下位だった。
昨年は中継ぎに苦労したイメージがあったが、今季から加入した攝津とファルケンボーグが中継ぎでフル回転の活躍を見せた。
また、キーになる選手と思っていた多村は開幕こそ出遅れたが、交流戦から復帰後は大きく離脱することがなかったので、この位置をキープできたのだろう。
4位は西武。昨年の日本一チームであるが、今季はAクラス入りできなかった。
中村が本塁打と打点の2冠、中島が最多安打、片岡が盗塁王と攻撃面では強さを見せた。
しかし、守護神のグラマンが故障で離脱、中継ぎ陣が不調と投手陣がボロボロだった。
5位はロッテ。
ロッテはシーズン始まる頃、バレンタイン監督の進退でごたごたがあった。
日本ハムと同じく全員野球で勝つチームであったが、ロッテのほうは荻野、川崎、伊藤といった中継ぎ陣が力を発揮できなかったような気がする。
ただ、早坂、南、内といった新しいヒーローが誕生しているので、今後は期待できそうだ。
6位はオリックス
オリックスは昨年2位となり、打線ではラロッカが復活してフェルナンデスが加入して、今シーズンは優勝もあるかも、と思っていた。
しかし、ビッグボーイズ(ローズ、カブレララロッカ、フェルナンデス)が故障で離脱、日本人野手でも後藤などが離脱してしまった。
投手陣も昨年15勝した小松が絶不調だったり、守護神の加藤大輔も力を出し切れなかったりと思うような活躍ができない選手が多かった。
1位から6位まで見てみると、やはり投手陣のいいチームが上位に来るということがわかる。
クライマックスシリーズ楽天vsソフトバンクで始まり、勝者が日本ハムに挑戦することとなる。
まだまだ見ごたえのある戦いは続きそうだ。