2009年のベイスターズ

今シーズンのベイを振り返ってみたいと思う。
今シーズンは昨シーズンに続いてダントツの最下位だった。
崩壊していた投手陣は崩壊したままであり、打線もつながりを欠いた。
投手陣では先発として機能した投手は三浦とランドルフくらいしか思い浮かばない。
寺原は故障で離脱し、ランドルフ以外の外国人投手は期待にこたえられず、小林も2年目のジンクスになってしまったのか、力を発揮できなかった。
あと、クローザーを決められなかったのが痛い。
開幕当初は石井裕也がクローザーとなったが、4月下旬から調子を落とし、とうとう中継ぎとしても一軍で通用しなくなってしまった。
その後、山口がクローザーとなったが、リリーフ失敗が多く、山口も登録抹消を経験した。
中継ぎ陣では木塚、加藤武治が復活できず、真田、高崎、加藤康介は健闘したが、勝利の方程式と呼べるような活躍まではできなかった。
打線では内川は打率リーグ2位となったが、村田は度重なる故障で離脱、吉村も打撃不振、大西も全く打てなくなってしまった。
また、最も重要なポジションと呼ばれる捕手であるが、FAで獲得した野口は全く役に立たず、新沼、斉藤、武山、細山田に関しても抜きんでる選手は出てこなかった。
今季は全く魅力のないチームとなり、途中から見る気もしなくなってしまったのが本音である。
また、球団の方針にも疑問がある。
中継ぎでそれなりの成績を残していた工藤や、村田不在の間、4番としてホームランを量産したジョンソンが解雇というのも納得できない。
球団社長が変わり、監督も変わる来季だが、早速今岡を獲得とかわけわからないことを言い始めている。
今岡は数年前は首位打者を取ったりする活躍を見せたが、故障の影響で思うような成績を残せず、今季に関してはほとんど出場していない選手である。
過去の名前で他球団の選手を取るより、自球団の若手選手のモチベーションを上げて成長させることを考えたほうがよいのではないだろうか。
客寄せパンダばかり集めてもチームは強くならない。